先日家のグリルで鮭を焼いて食べていました。
友人とLINEでやり取りしている途中に、「なんか煙たいな」と思い後ろを振り向くと、
グリルの中が火の海に。
一瞬頭が真っ白になりましたが、とりあえず息を吹きかけて火を消そうと試みます。
ですが、まったく火が消えず、途方に暮れていたら煙が大変なことに。
窓を開け換気する間も、グリル内の火の勢いが強まります。
コップに水を汲み、グリル内に水をかけると、グリルの下に溜まっていた魚の油が白の壁紙に飛び散りました。
水を吹きかけたあと、グリルの扉を閉めると火は一瞬で消えました。
恐らくグリル内で水が蒸発し、グリル内の密閉された空間で酸素が無くなったから一瞬で火が消えたのだと思います。
火が消えた代償は悲惨でした。白の壁紙に黒い油汚れがびっしり付着しています。
今回は、頑固な油汚れを消すために試行錯誤した過程を紹介させていただきます。
クロスタッチ 特徴
クロスや壁に付いた汚れを手軽に隠すことができます。
使用方法
①カラカラとかくはん球の音がするまでよく振る。
②キャップをはずすとハケが付いていますので、直接汚れに対して少しずつ薄く、均一に塗ってください。
※汚れが消えにくい場合、一度乾燥させてから重ね塗りをしてください。
歯ブラシに歯磨き粉を付けて染みをこすり落とした結果
結論、まったく染みは落ちませんでした。
やさしくこすり落としたつもりでしたが、壁紙は若干痛み、さらに染みが薄く広がってしまう結果になりました。
キッチンハイターで染みを浮き出させる作戦
結論、この方法もまったく染みは落ちませんでした。
歯磨き粉の時と同様、グリルの魚油の染みが強烈すぎるためか、効果はありませんでした。
染みを隠すしか方法はない クロスタッチで染みを着色してみた
強力な油汚れによる染みは、簡単には落とせないとの結論にいたりました。
Amazonでさっそくクロスタッチを購入し、恐る恐る染みの上からホワイトの塗料を塗りました。
良い感じかもしれない。
一度塗っただけでは、まだ染みの黒ずみが目立っていたので、乾いてから2度塗りします。
完全には消えませんし、逆に若干白色の塗料が浮いているように見えます。
ですが、かなり染みの黒色は目立たなくなりました。
歯磨き粉等で染みを落とそうと試みた際に、染みが広がった部分については、広がった箇所が広すぎて対処できませんでした。
最初からクロスタッチのみで染みを隠していたほうが、壁紙へのダメージは少なかったと思います。
クロスタッチ総評
壁紙を張り替える費用は高額です。
ちょっとした染みなどは、汚れ落とし等で染みを落とせるかもしれません。
ですが、私のケースのように頑固な油汚れによる染みは、下手に染みを落とそうとすると、逆に染みが広がり、壁紙へのダメージが拡大する可能性が高いと思います。
染みを落とすのではなく、クロスタッチのような塗料を使用し、染みを隠すほうが効果的なケースがあると感じました。
強力な染みでお悩みの皆様の参考になってくれれば幸いです。