スぺイバーン　ブラダンオラック　飲んでみた感想と評価

スぺイバーンという名を、正直聞いたことがありませんでした。

ウイスキーラベルにある、スペイサイドの印字と色の薄さから、

癖のない甘いウイスキーかなと予想しています。

ウイスキーラベルの魚？鮭？は何を表しているのか。

スぺイバーンを深堀していきたいと思います。

スぺイバーン　ブラダンオラック　特徴
- テイスティングノート
スぺイバーン　歴史
スぺイバーン　ブラダンオラック　飲んでみた感想と評価
スぺイバーン　ブラダンオラック　みんなのレビューも集めてみた
スぺイバーン　ブラダンオラック　総評

スぺイバーン　ブラダンオラック　特徴

原材料	モルト
容量	700㎖
アルコール度数	40％
小売希望価格	￥2,680

テイスティングノート

香り	青リンゴ、ハチミツ、レモン、バニラ
味わい	蜂蜜、バニラ、
フィニッシュ	黒糖、焼き菓子

スぺイ川の世界クラスのサーモンフィッシングに敬意を表して名付けられた、ブラダンオラック。

ブラダンオラックとはゲール語で「ゴールデンサーモン」

最初の一口から最後まで繊細で爽やか風味が、喜びと興奮を味合わせてくれます。

アメリカンホワイトオークのバーボン樽で熟成され、バニラの風味がアクセントになっております。

2023年　サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション　銀賞

スぺイバーン　歴史

創業は1897年

創業者　ジョン・ホプキンスは、蒸溜所建設の場所を探していました。

スペイサイドの谷に囲まれた並木道。

驚くほど透明度の高い、手付かずの河川「グランティバーン」を見つけます。

サーモンとマスの大群を見て、この水は豊富なミネラルと純粋な水であることを確信し、

さわやかで、滑らかなウイスキーを生み出す事を予感しました。

ホプキンスは自分の直感を信じ、ヴィクトリア女王のダイヤモンドジュビリーに間に合うよう建設を開始。

蒸溜所を水源近くに建設するには、谷の地形による物理的な問題の解決、

自然の景観に逆らわない自然と同調させる必要がありました。

ホプキンスは、世界的に有名な建築家チャールズＣ・ドイグを招待。

限られたスペースにドイグの独創的な設計で、作業は進みます。

1987年　蒸溜所のドアや窓は完成しておらず、過酷な状況でウイスキー造りを行います。

ヴィクトリア女王治世60周年の最後の夜、ウイスキー樽が倉庫に置かれ最初のスピリッツが完成しました。

彼はこの年の最後の夜に自ら造り上げたスぺイバーンで祝杯をあげたのでしょう。

1962年　石炭焚き蒸溜器から間接蒸溜器に変更しています。

設立から125年以上経った今でも、スぺイバーンはグレンティバーンの透き通った水を唯一使用する蒸溜所として稼働しています。