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ホワイトホースはおいしい? ホワイトホースファインオールド ホワイトホース12年 飲んでみた感想と評価

 

価格が安すぎるウイスキーを見ると、美味しくないのかなと思いがちです。

 

¥1.000を下回る価格で販売されているホワイトホース。

 

とりあえず飲んでみるかと思い、ハイボールにして飲みました。

 

一口飲んで「おいしい」とつぶやいたことを覚えています。

 

それもそのはず、キーモルトに「アイラの巨人」と呼ばれるラガヴーリンを使用。

 

居酒屋でも、ハイボールにホワイトホースを使用しているお店が多いです。

 

身近でお安く購入できる貴重なウイスキーですので、この記事を読んでホワイトホースに興味を持っていただければ幸いです。

 

ホワイトホースファインオールド 特徴

原材料 モルト、グレーン
製造者 ホワイトホース・ディスティラーズ
容量 700㎖
アルコール度数 40%
小売希望価格 ¥976(Amazon価格)

 

テイスティングノート

香り 花、微かな潮っぽさ。
味わい ドライフルーツ、モルトの風味。
フィニッシュ スモーク、ヨード感。

 

スクリューキャップを開けると、花や蜂蜜を思わせるフレッシュな香りが漂います。まろやかさ、ドライさのバランスが取れた上質な味わいで、コスパ最強と言っていいのではないでしょうか。

 

アイラ島のスモーキーなキーモルトをもとに、スペイサイドの華やかな原酒をバッティングしたバランスの取れたブレンデッドウイスキーです。

 

ホワイトホース12年 特徴

原材料 モルト、グレーン
製造者 ホワイトホース・ディスティラーズ
容量 700㎖
アルコール度数 40%
小売希望価格 ¥1.815

 

テイスティングノート

香り 花の蜜、リンゴ。
味わい 焼き菓子、赤リンゴ。
フィニッシュ 赤リンゴ、シナモン、スパイシー。

 

ホワイトホース12年は、日本市場専用に開発されたホワイトホースのプレミアム品。

 

長い熟成による、洗練された香りとコク。

 

口の中で広がる華やかでフルーティーな香り、まろやかな味わい、長く続く豊かな余韻が特徴のブレンデッドウイスキーです。

 

ホワイトホース 歴史

(写真:エジンバラ)

ホワイトホースの名は、エジンバラに実在したホワイトホースセラー、白馬亭という宿屋の名前が由来です。

 

白馬亭はロンドンへ向かう乗合馬車の出発点。

 

馬車の乗客にウイスキーを提供していたのだとか。

 

創業者のピーター・マッキーはラガヴーリン蒸溜所のオーナーであった叔父の元でウイスキー造りを学びます。

 

ラガヴーリンを中核に、スペイサイドのクレイゲラキ、グレンエルギンをブレンド。

 

※ラガヴーリンに関する記事はこちらから※

 

ブレンデッドとしては珍しい、アイラモルトのスモーキーフレーバーが、ホワイトホース最大の特徴です。

 

世界に先駆けてスクリューキャップを採用。半年で売上げは2倍に増えました。

 

製品ラインナップはスタンダート品のファインオールド、12年などがあり、12年は日本市場限定品です。

 

ホワイトホースファインオールド ホワイトホース12年 感想と評価

ストレート

ホワイトホースファインオールド

香りはヨード香と潮っぽさがある。

 

アルコール感は強めで荒く若々しい。

 

口に含むが香りほどの風味は感じられず、ボディが薄くアルコール感が強い。

 

フィニッシュは舌先に蜂蜜の甘みが微かに感じるが、ほぼほぼアルコール感で少しむせそうになりました。

 

個人的には、ファインオールドのストレートはあまりおすすめしないです。

 

ホワイトホース12年

甘い香り、ヨード感はあまり感じず。アルコール感もほぼなし。

 

バランスの取れた風味とでもいうのだろうか、徐々に広がる焼き菓子の甘み。

 

フィニッシュはリンゴ、シナモン、スパイシーさが余韻に残る。

 

飲みやすくて、あっという間になくなってしまう。

 

ただ、ラガヴーリンのようなヨード香やスモーキーさはあまり感じられない。

 

スペイサイドのように甘く華やかな風味が強く、突出した特徴はありませんがおいしいです。

 

オンザロック

ホワイトホースファインオールド

香りにアルコール感は消えるが、香りもほぼほぼしない。

 

飲むと冷やされたことにより、甘みが出てくる。

 

モルトの風味とドライフルーツが引き立ちおいしいが、アルコール感は強い。

 

ストレートでは感じなかった甘みが出てきて飲みやすいです。

 

ホワイトホース12年

香りは甘くアルコール感が完全に消える。フレッシュなリンゴのよう。

 

初っ端に軽いヨード感を感じた。甘さと軽いヨードの風味がそのままフィニッシュへと続く。

 

鼻を抜ける潮っぽさが心地いい。少しラガヴーリン感があるように思う。

 

冷やされると通常は甘みが出てくると思うのだが、ホワイトホース12年は苦みが出てくる。

 

それが、ホワイトホース12年に潜んでいるアイラの風味を押し出してくるのだろうか。

 

ホワイトホースに使われている原酒の全てが、均等に姿を現したみたいでおもしろいです。

 

ハイボール

ホワイトホースファインオールド

微かな甘さとスモーキーな香り。

 

¥1.000を下回る価格帯のウイスキーだから薄い味なんだろう?

 

ストレートでは確かに味が薄かったが、ハイボールになると話は変わる。

 

むしろ¥2.000前後のウイスキーに匹敵、それを超えるぐらいの風味が出てくる。

 

ボディは厚くなり、甘さとモルトの風味、かすかなヨード感とスモーキーさ。

 

ブラックニッカ・ディープブレンドのハイボールは私のお気に入りだが、

 

ホワイトホースのハイボールは個人的にそれに匹敵する。

 

ファインオールドは冷やすことで、その力を発揮するのだろうか。

 

個人的にはハイボールを一番おすすめしたいです。

 

ホワイトホース12年

ハイボールで強く印象に残ったのは「赤リンゴ」です。

 

ファインオールドに比べ、香りも風味も丸くなっている。

 

飲む前の12年の印象は、ヨード感が強くてボディがさらに厚くなるのかなと思っていたが、むしろ逆です。

 

アラン10年には「青りんご」を感じたが、ホワイトホース12年は「赤リンゴ」が強い。

 

※アラン10年についての記事はこちらから※

 

アイラの風味を期待していたが、スペイサイドのような華やかな甘みを感じ、いい意味で裏切られた。

 

私の中でラガヴーリンがキーモルトという印象が強かったからだろうか。

 

結論は「赤リンゴ」の風味を持つ、飲みやすくて美味しいハイボールでした。

 

Yoshi
若く荒らしい、アルコール感強めなファインオールドの方がスモーキーさを感じ、ラガヴーリンに近いと感じました。

 

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Yoshi

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