皆さん、本革シートのケアをしていますか?
本革のケアで思い浮かぶのは、財布や革靴等でしょうか。
合皮の場合、クリーム等でケアしてもあまり意味はありませんが、
本革はきちんとケアすると、手に馴染んだり、いい意味で経年劣化の味が出たりとても面白いです。
私のレヴォーグ STI sport EX のシートは本革なので、きちんとケアしていれば自分に馴染み、良い味をだしてくれるだろうと思いました。
また、レヴォーグの運転席の乗り込み口側のシートが、他の部分に比べ痛んでいるように見えたので、さっそく実践したいと思います。
今回もYouTubeチャンネル LEVORG_FANさんの動画を参考にさせていただいています。
目次
本革シートの乗り心地とは?
私が本革シートの車に乗ったのはレヴォーグが初めてですが、
本革シートの乗り心地を簡単に表現すると、部屋のソファーと同じように考えればいいと思います。
家具屋さんに行って色々なソファーがありますが、本革ソファーはどっしりとした座り心地がありますよね。
あと、本革特有の高級感がある香り。革製品が好きな人にはたまらないと思います。
一方、ファブリックやスエードのソファーはさらりとした座り心地で、涼しげな印象があります。
どちらもいい所があると思うので、好みは人それぞれでしょう。
Leather MASTER レザーケアーキット 使用前の注意事項
正常な革の状態は表面にトップコートがあり、塗料→革の順に構成されています。
しかし、きちんとケア出来ていないと、保護層であるトップコートが無くなっていたりダメージを受けている可能性があります。
なので、クリームを塗る前に必ず革の状態をチェックする必要があります。
革の確認方法
・クリーナーを清潔な白地の布に染み込ませ、革の表面を数回擦る。
・布切れに革の色が付かない事を確認する。
万一、布切れに色が付いた場合は色落ちする可能性があるので使用は避けた方がいいそうです。
ソフトクリーナーで本革シートの汚れを落とす。
今回使用する商品はこちら。
【付属品】
・レザープロテクションクリーム
・レザーソフトクリーナー
・クロス
・スポンジ
始めにレザーソフトクリーナーを使用し、シートの汚れを取ります。
クリーナーはアルコールや軽油等の溶剤が含まれていない水性クリーナーなので、革にやさしいそうです。
スポンジに付けて汚れている部分を擦り、泡で汚れを浮かせ清潔な白い布等で拭き取り、乾燥させるそうです。
レヴォーグのシートを見渡したのですが、汚れはほとんどなく、強いて言えばヘッドレストに汗の白い痕が付いていたぐらいでした。
せっかくなので、ヘッドレストにクリーナーを使用したところ、汗染みは消えたのですが泡立ちは無く、この程度の汚れならウェットシート等で拭いても同じだっただろうなと感じました。
私はこの商品を車内で開封したため、汚れを拭き取る布を持っていませんでした。
レザークリーナーを使用する場合は、別途白い布も用意しましょう。
レザープロテクションクリームを塗る
レザープロテクションクリームは、水性の保革剤で革の内側にバリアのように通気性のいい保護膜を形成。
保護膜は撥水・撥油効果があり、蓄積する汚れの浸透を防いでくれます。
付属の白いクロスにクリームを付け塗ります。
革靴や革財布みたいに、革自体が固くないので、クリームが凄く伸びるわけではありませんでした。
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若干ムラができてしましましたが、時間が経過するとムラは消えていました。
シートの赤色が若干濃くなった気がします。
また、クリームの仄かな大人の香りが気分を落ち着かせてくれるようにも感じました。
年に2~3回程度塗った方がいいようなので、継続してケアしていこうと思います。
ちなみに、全座席を塗り終わった残りは2/3程残っていました。
なので、一年分は一本でまかなえそうです。
Leather MASTER レザーケアーキット LM150 使用後の感想
革製品の手入れはLEGALの革靴や、今は亡きココマイスターの革財布(年末に紛失した)を通して大好きでしたが、
レヴォーグ STI sport EX を購入するまで、車でも革のケアをするとは考えていませんでした。
数年後に本革シートがどんな表情をみしてくれるのか楽しみです。
今回の本革シートのケアを通して、車は洗車を初めシートのケア、色々なカスタム・工夫を行うにあたり、家みたいだなと感じました。
もし、家を購入したら、車以上にケアが必要で大変だろうと想像すると、大変さもさながら、わくわくが溢れ出そうです。
今回も、引用元はYouTubeチャンネル・LEVORG_FANさんを参考にさせていただきました。
参考にした動画は、下のリンクに貼り付けています。