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AMAHAGAN エディションNo.3 ミズナラウッドフィニッシュ 飲んでみた感想と評価 山桜とも飲み比べしてみた

AMAHAGANというウイスキーはご存じでしょうか?

 

AMAHAGANを逆さまにするとNAGAHAMA

 

滋賀県は長浜市にあるクラフト蒸溜所で造られているウイスキーです。

 

私行きつけの、世界のお酒を販売している神戸元町の「新安」の主人から

 

「滋賀県で造られている世界的に評価されたウイスキーがあるよ」

 

と教えていただき、AMAHAGAN Edition No.3 ミズナラウッドフィニッシュAMAHAGAN Edition 山桜の2本を購入。

 

山桜は友人へのお土産にし、その日の夜にAMAHAGAN2本を飲み比べしました。

 

AMAHAGAN Edition No.3飲んだ感想と、他のウイスキーと飲み比べした感想をお伝えいたします。

 

AMAHAGAN アマハガン 特徴

アマハガン エディションNo.3    ミズナラウッドフィニッシュ

2020年 WWA JAPANESE BLENDED MOLT GOLD受賞

原材料:モルト (ジャパニーズ、ワールドモルトウイスキー)

容量:700ml

アルコール度数:47%

希望小売価格:¥6.900

テイスティングノート

香り オレンジ、リンゴ、オリエンタルな香木、キャラメル。
味わい オレンジの焼き菓子、黒糖。
フィニッシュ ビターチョコレートの甘さ。

 

ワールドモルトシリーズ『AMAHAGAN』。海外のモルトウイスキーに長濱蒸溜所のモルトをブレンドした「Edition No.1」をベースに、ミズナラのオリエンタルな個性を活かして後熟。オリエンタルな香りをまとうビターモルトです。

 

アマハガン エディション 山桜

原材料:モルト (ジャパニーズ、ワールドモルトウイスキー)

容量:700ml

アルコール度数:47%

希望小売価格:¥6.490

テイスティングノート

香り 桜餅、梅、和を連想させる香り。
味わい オレンジピール、黒蜜。
フィニッシュ 紅茶の優しい余韻。

 

「Edition 山桜」は海外のモルトウイスキーをベースに長濱蒸溜所のモルトをブレンドした「Edition No.1」をベースに、日本原産「山桜」にて後熟。『和』を纏った香木を思わせる心地よい芳香と、優しい余韻が特徴。

引用元:長濱浪漫ビール

長浜蒸溜所 特徴

滋賀県の琵琶湖北部にある日本最小の蒸溜所

 

2016年11月に稼働 クラフトビールの醸造所とレストランを併設しています。

 

なんと面積は8坪という小ささ

 

併設しているレストランからウイスキーの製造風景を見れるそうです。

 

加熱方式はスチームによる間接方式。

 

ポットスチルは、初溜釜2基(1.000ℓ×2)、再溜釜1基(1.000ℓ)合計3基。

 

多くのクラフト蒸溜所で使用されているホヤ社製です。

 

ひょうたん型の滑らかな曲線のスチル上部から極細のラインアームを通り、コンデンサーで急冷されスピリッツを製造。

 

繊細なスチルの形状が、AMAHAGANの繊細な味わいを造り出しているのでしょうか。

 

2020年WWA(ワールドウイスキーアワード)でレギュラーシリーズ4本中3本が受賞しています。

 

AMAHAGAN Edition No.3 飲んでみた感想 山桜とイチローズモルト&グレーンと飲み比べしました

ストレート

香りはオリエンタル。

 

アルコール度数は高めだが、鼻に刺さらない。

 

モルトの上質な香ばしさと、ミズナラ樽のオリエンタルでお香のような香りを強く感じる。

 

また、ミズナラの香味はシーバスリーガル・ミズナラ、イチローズモルト&グレーンよりも強く感じる。

 

これはモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーの差なのだろうか?

 

ウイスキーを口に含み最初に感じるのが、ミズナラ樽のおっとりとした風味。

 

その後に甘さ控えめな黒糖。

 

フィニッシュはオリエンタルな香りが鼻を突き抜ける。

 

これがミズナラ樽の「ブレンデッドモルトウイスキー」の上質さなのだろう。

 

機会があれば、イチローズモルトのミズナラと飲み比べしてみたいと思う。(残念ながら筆者は飲んだことがない)

 

トゥワイスアップ

甘さが黒糖からビターチョコレートに変わる。

 

甘さに幼稚さはない。

 

あくまでモルトの上質さを感じる大人の甘みなのだ。

 

ここで感じるオリエントな香りは落ち着きを与えてくれる。

 

ただ、量を飲むにつれ中途半端な香りになってしまい、ストレートで感じた上質さが薄れてしまう。

 

また、オーク樽やシェリー樽の香りとは違い、ミズナラ樽の香りは人を選ぶ可能性がある。

 

あくまで主観だが、オリエントな香りはストレートで味わうのが適しているのではないだろうか。

 

ハイボール

炭酸がオリエンタルな香りを華やかに放出し、香りだけでも楽しめる。

 

もちろん、のど越しは爽やか。

 

ストレート、トゥワイスアップでも言えることだが、モルト原酒のミズナラフィニッシュは上品なのだ。

 

エディション山桜と飲み比べしてみたが、

 

No.3と山桜、どちらがハイボールに向いていると言われれば、私は山桜と答える。

 

山桜の桜餅のような甘みが、ハイボールに親しみを与えてくれる。

 

表現が適切かわからないが、ハイボールにしても違和感がないのだ。

 

No.3はオリエンタルな香りが本当に強い。

 

このオリエンタルな香味はストレートで楽しむのが一番だと個人的に感じた。

 

もちろん、ハイボールでもおいしいのだが、少し勿体ない気がするのだ。

 

アマハガン みんなのレビューを紹介します

 

 

最後に

サントリーウイスキーの山崎や白州、ニッカウヰスキーの竹鶴などと比べ、

 

AMAHAGANは手に入れやすい世界的に評価されたジャパニーズウイスキーです。

 

ミズナラの香味が好きだけど、イチローズモルトは高価すぎて手が出せない、という方にはNo.3をおすすめします。

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Yoshi

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