whisky ジャパニーズウイスキー

コスパ最強 ブラックニッカ・スペシャル 飲んでみた感想と評価 

知る人ぞ知る伝説のニッカウヰスキーをご存じでしょうか。

 

それは、「ブラックニッカ・スペシャル」です。

 

あまりお目にかからないかもしれませんが、ドン・キホーテに行けはお目にかかれるはず。

 

Yoshi
お値段は1.200円程度で、めちゃくちゃうまい!!

 

大人気のニッカウヰスキー「ブラックニッカ・ディープブレンド」と比べても

 

遜色はほぼないです。

 

価格は「ブラックニッカ・スペシャル」の方が安いです。
小鉄

 

では、なぜそんなにおいしいウイスキーなのに、影が薄いのか?

 

その謎に迫りたいと思います。

 

ブラックニッカ・スペシャル 特徴

種類:モルト・グレーン、(ジャパニーズブレンデッドウイスキー)

会社:ニッカウヰスキー

容量:720㎖

度数:42度

価格:約1.200円

テイスティングノート

やわらかな甘さとビターなコクがバランス良く調和したウイスキー。

琥珀色(若干濃い色)
香り モルト香、軽快なカフェグレーンの甘い香り。
ドライフルーツ、黒糖、はちみつ、キレのあるスモーキーさ。

※当商品には、一部輸入原酒を使用しています。

 

ブラックニッカ・スペシャルは「竹鶴政孝の情熱」の象徴

(写真:余市蒸溜所)

ニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」が最初に作り上げたウイスキーが「ブラックニッカ」

 

その魂を受け継いでいるのが、「ブラックニッカ・スペシャル」だと考えられます。

 

なぜなら、そのブラックのフォルムは初代ブラックニッカを彷彿されるスタイル。

 

初代ブラックニッカ発売から9年後、現在のブラックニッカ・スペシャルの前身である「新ブラックニッカ」が発売されました。

 

一級ウイスキーの上限までモルトを加え、カフェグレーンをブレンド。

 

「良いウイスキーをよりリーズナブルに」という竹鶴政孝の信念を貫いたウイスキーです。

 

カフェグレーンとは

正式には「カフェ式連続式蒸溜器」のことを指します。

 

連続式蒸溜器の誕生は1826年。これによってグレーンウイスキーの生産が可能になり

 

ブレンデッドウイスキーの普及が急速に進みます。

 

その4年後に、「イーニアス・カフェ」が連続式蒸溜器を改良。

 

カフェが改良した連続式蒸溜器で造られたグレーンウイスキーを「カフェグレーン」と呼びます。

 

カフェ式蒸溜器は現在の連続式蒸溜器と比べ、かなり古いタイプの連続式蒸溜器です。

 

1962年、竹鶴政孝はあえて自分がスコットランドで修行した当時のものを使用することにこだわり、カフェ式蒸溜器を発注します。

 

カフェ式蒸溜器のグレーンウイスキーは、グレーン由来の風味が残り、甘く香ばしいのが特徴。

 

「ブラックニッカ・スペシャル」は、カフェグレーンをブレンドした竹鶴政孝こだわりのブレンデッドウイスキーなのです。

 

ブラックニッカ・スペシャルは、なぜ店頭で見かけないのか?

ここからは、あくまで私の想像です。

 

「ブラックニッカ・スペシャル」は竹鶴政孝がこだわりぬいたニッカウヰスキーの魂であり、「初代ブラックニッカ」を引き継いだウイスキーです。

 

「ブラックニッカ・クリア」や「ブラックニッカ・ディープブレンド」等も発売されていますが、これらは新たに改良されたウイスキーだと考えます。

 

「ブラックニッカ・スペシャル」は瓶のラベルや色からみても、初代ブラックニッカを継承しているウイスキーと考えられます。

 

ブラックニッカの信念は、「良いウイスキーをよりリーズナブルに」でした。

 

現在も竹鶴政孝の信念を曲げることなく、ニッカウヰスキーの魂を引き継いでいる象徴が「ブラックニッカ・スペシャル」だと思われます。

 

利益が取れるのであれば、大々的に「ブラックニッカ・スペシャル」を販売・宣伝すればいいと思います。

 

ですが、余市蒸溜所・宮城峡蒸溜所の原酒をたっぷり使用しているため、販売数を増やせないという背景があるのではないでしょうか?

 

そう思わせるぐらい、リーズナブルで美味しいウイスキー「ブラックニッカ・スペシャル」

 

竹鶴政孝・ニッカウヰスキーの魂を受け継いだ、究極のウイスキーが「ブラックニッカ・スペシャル」

 

皆さんはどう思いますか?

 

ブラックニッカ・スペシャル 飲んでみた感想と評価

ストレート

スモーキーさ全開の香り。

 

口に入れた瞬間に思ったのは、余市飲んでる?

 

なぜこんなにもボディが厚いんだ?

 

フィニッシュに宮城峡で感じる甘さと煙たさが鼻を抜ける。

 

ストレートがこんなにおいしい¥1.000弱のウイスキーって他にあるのでしょうか?

 

個人的にストレートで飲むことをおすすめします。

 

オンザロック

甘い香りが花開き、ハチミツ感を感じる。

 

ドライフルーツ、ハチミツ、黒糖の甘みが舌を包む。

 

フィニッシュのスモーキーさは健在で、飲みごたえがある。

 

オンザロックもかなりおすすめです。

 

ストレートとオンザロックがおすすめって、長期熟成のウイスキーと同じ感覚です。

 

ハイボール

なんとも言えない甘い香りはカフェグレーンの特徴だろうか。

 

全体的にカフェグレーンの甘みが強い気がするが、ボディは厚い。

 

フィニッシュもグレーンの甘みが強く、その後にスモーキーさが響く。

 

フィニッシュのスモーキーさは余市に近い気がする。

 

ハイボールにすると、ブラックニッカ・スペシャルの良さが若干飛んでしまうように思える。

 

同じことを、響ディープブレンドにも感じた。

 

値段は10倍違うけど、そう感じさせる「ブラックニッカ・スペシャル」って凄いと思う。

 

ブラックニッカ・スペシャル みんなの評価をまとめました

Twitterでの「ブラックニッカ・スペシャル」の評価をまとめてみました。

 

みんな好きですね(笑)

 

悪い評価が見当たりませんでした。

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Yoshi

ウイスキーとネコのブログです。まずは100記事目指して更新中。日頃のお役立ち情報もたまに上げます。ネコはシンガプーラとベンガルねこのMIXです。気軽にお立ちよりください。

-whisky, ジャパニーズウイスキー

© 2024 Whisky Cat Powered by AFFINGER5