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ファイティングコック(バーボン) 飲んでみた感想と評価

神戸元町にある酒屋「新安」の主人から

 

主人
珍しいバーボンがあるけど飲んでみる?

 

と教えていただき、購入させていただきました。

 

それが、今回紹介する「ファイティングコック」です。

 

コスパが良くて、3.000円しなかったと思います。

 

バーボンを飲んで初めて美味しく感じたのが、

 

ドラッグストアで何もわからず購入した、ワイルドターキーでした。

 

ワイルドターキーは味が濃くて、甘く、飲みごたえがあり、

 

私が描いていたウイスキー像を、いい意味で裏切られたウイスキーです。

 

ワイルドターキー同様、ファイティングコックも鳥をモチーフとしたラベル。

 

アルコール度数も高いので、パンチが聞いた風味なのでしょうか。

 

ファイティングコックの歴史と、飲んでみた感想をお伝えしたいと思います。

 

ファイティングコック 特徴

原材料 トウモロコシ、ライムギ、大麦
容量 750㎖
アルコール度数 51.5%
小売希望価格 ¥2.400

 

テイスティングノート

 

香り アプリコット・ジャム
味わい ドライフルーツ、ライムギパン、焼き栗
フィニッシュ オレンジ

 

ヘブンヒル蒸溜所によって製造されるバーボンウイスキー。

 

トウモロコシ、大麦、ライムギで製造され、2年間熟成されてから瓶詰されます。

 

51.5%のアルコール度数が、己の命をかけて戦う「闘鶏」の荒々しさを感じさせる。

 

ファイティングコック 歴史

 

ファイティングコックの歴史は謎が多く、はっきりとした年式を調べることができませんでした。

 

集めた情報で判明したのは、現在ヘブンヒル蒸溜所で製造されており、

 

オールドボトルがあることから、1960年代には発売されていたとか。

 

製法も昔と今では違っている可能性もあり、ネット通販のファイティングコックの紹介で小麦が使用されている表記がありますが、

 

現在はコーン75%・ライ麦13%・大麦12%がファイティングコックのレシピが一般的に知られているそうです。

 

Yoshi
ファイティングコックの名前の由来は「ワイルドターキー」の対抗馬として名付けられたそうです。

 

ヘブンヒル蒸溜所とは

全米での生産量トップクラスの蒸溜所で、ウイスキー専門の独立蒸留業者としては最大手。

 

200近いウイスキーブランドを扱っています。

 

特に有名なレーベルとして、エライジャ・クレイグ、エヴァン・ウィリアムズがあります。

 

ジムビームでおなじみのビーム家と関わりが深く、マスターディスティラーはビーム家の子孫です。

 

ファイティングコック 飲んでみた感想と評価

ストレート

バーボンの荒々しく力強い香りの中に、キリッとした歯切れのいい甘さが特徴的です。

 

口に含むと、甘すぎない複雑な風味と、樽の渋み、所謂バーボンの風味が口に広がります。

 

印象的だったのが、フィニッシュ。

 

キリッと辛口で、甘さが後を引かない。

 

小麦を使用していない事と、アルコール度数が高いからかもしれませんが、

 

スッキリしていて飲みやすいです。

 

ワイルドターキーがキリン一番搾りなら、ファイティングコックはアサヒスーパードライと言ったところでしょうか。

 

キレのいいこの風味はハイボールに合うだろうなと感じました。

 

ハイボール

色が濃く、飲みごたえがある印象を受けます。

 

香りもほどよく漂い、バーボン特有の男らしさを感じる。

 

口に入れると、バーボン樽のチャー(樽の内側に焼きを入れる)のコクを感じるが、

 

甘さが控えめで、フィニッシュはキリッとして飲みやすい。

 

ただ、私のようにバーボンの甘みが好きな人には、若干物足りなさを感じるかもしれません。

 

バーボンの中では風味がスッキリしているので、ハイボールでもとても飲みやすいです。

 

バーボンが苦手な方に一度飲んでもらいたい一本です。

 

ファイティングコック みんなのレビューも集めてみた

ファイティングコック 総評

ワイルドターキーの対抗馬と名高いファイティングコック。

 

その名の通り、パンチがあり、荒々しさの中でキレもある、

 

まさに闘鶏のようなバーボンでした。

 

一味違うバーボンをお探しの方にはピッタリの一本だと思います。

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