

様々な理由でネコを飼おうと考えている皆様。
ネコを飼って後悔するかも?という考えが今ありますか?
私はまったくなかったです。
「かわいいネコと一緒にのんびり生活するんだなぁ」と期待に胸を膨らませていました。
私がネコを飼うキッカケは、友人宅のシンガプーラとベンガルネコの間に子猫が生まれたので里親になって欲しいと頼まれたことでした。
断る理由もなかったので軽い気持ちで承諾。

ぐらいにしか考えませんでした。
たまたま赴任先の社宅がペットOKのアパートだったので、会社にネコを購入することを伝え、不動産の管理会社にも報告。
事前に用意すべきものを揃え準備万端。※こちらの記事もみてね!➡ネコを飼うのに費用はどれくらいかかる?
文字通り期待に胸を膨らませ、今か今かとネコを招き入れるのを待っていました。
しかし
ネコを自宅に招き入れ、一日目で後悔しました。
もう一度いいます。
ネコを飼って一日目で後悔したのです。
独身サラリーマンがネコを飼って何に後悔したのか、この記事でまとめました。
現在はネコと共存し楽しいネコライフを過ごしていますが、ネコを飼って後悔するかもしれないことを知っていれば、もしかしたら飼っていなかったかもしれません。
この記事が、少しでもネコを飼おうと考えている方の参考になれれば幸いです。
ネコを飼って後悔したこと ベスト4
1位 鳴き声
1位 鳴き声
ネコはいつもコタツの中で丸くなっている。
たまに「ニャー」と鳴きエサをねだってくる。
大人しくて静か、世話のかからないペット。
こんなイメージを持っていませんか?
それは恐らく高齢のネコでしょう。
ネコを飼うなら大抵の場合、子猫から飼い始めるのではないでしょうか?
一言で言うと、大人しいイメージと真逆です。
我が家の小鉄(飼い猫)がシンガプーラとベンガルネコのMIXで、やんちゃだったことも多少関係はあるかもしれませんが、大抵の子猫は恐らく同じだと思います。
友人たちがネコを我が家に連れてきて、ネコに構っている夕方までは静かでした。
問題は夜と早朝です。
鳴き声というよりも叫び声をあげて泣き叫びます。
少しでも物音を立てると、音に反応し鳴き声を上げます。
夜通しそれが続き約2週間、睡眠時間が2時間になりました。
我が家にネコを迎え入れたときの小鉄が、生後3か月で赤ちゃんネコではなく子猫だったこと。
我が家に来る前は母ネコ(ベンガルネコ)と一緒のゲージにいたことも泣き叫ぶ原因だったかもしれません。
母猫と離れ離れになり寂しかったのでしょう。
ネコを飼い始めるのであれば、できる限り赤ちゃんの時期に迎え入れた方が、鳴き声に悩まされないかもしれません。
また、一頭買いではなく多頭で飼った方が静かになるとも言われています。
2位 住居が限られる
2位 住居が限られる
赴任が解かれ、我が家のシンガプーラとベンガルネコのMIXである小鉄とともに四国から関西へ戻ることになりました。
さあ、不動産屋で部屋探し!
わくわくしながら不動産屋へ到着し、家賃上限¥65.000で紹介してもらうことに。
やっと見つけたペットOKの物件。
「ここでお願いします」と私が言うと、「この物件はペット不可ですね」
それじゃあここはどうだと私が言うと、「犬はOKですが、ネコはだめなんですよ~」
不動産屋のお兄さんが言うには、ネコは犬と違い、爪とぎをするので物件オーナーがNGを出すことが多いとのこと。
小鉄を飼い始めた時のアパートはたまたまペットOKだったのでわかりませんでしたが、
ネコを飼うと住む物件が限られることに初めて気づきました。
関西でもなかなかでかいベッドタウン、1つの区で紹介された物件は4件。
4件と言っても、実質2件は絶対誰も住まないだろうという物件なので、実質2件しか選択肢はありませんでした。
海に近い地域だったので、海側の物件に住みたかったのですが、ペット可の物件がなかったのでしかたなく山側の物件に契約しました。
3位 長期不在が難しい 旅行に行けない
3位 長期不在が難しい 旅行に行けない
一人暮らしのサラリーマンがネコを飼うと、朝と夜にエサと水を与えます。
ウンコをしていたら、掃除をして一週間に一度、トイレのシートを取替えます。
仕事で家を不在にしている時は、ネコをゲージに入れず部屋で放し飼いにしています。
でも、実家に帰省し一晩泊まる時などは、ネコをゲージに入れ、餌と水もゲージの中に入れて留守にします。
1日2日なら大丈夫だと思いますが、3日目になると餌も水もなくなり、ゲージの中にいることのストレスでネコに大きな負担を与えてしまいます。
近くにネコの世話を頼める知り合いがいれば問題ないです。
ですが、一人暮らしでネコを飼っており且つ近くに知り合いがいない場合、気軽に長期不在にはできません。
ペットホテルに預けることも選択肢の1つですが、ネコは環境が変わることを嫌います。
なので、ペットホテルよりもペットシッターを雇い、2日に1度世話をしてもらう方がいいでしょう。
ただ、ペットシッターを雇うにしても、事前の打ち合わせや料金がかかります。
長期不在の間、部屋の中で放し飼いにするにしても、いたずら好きなネコが大人しく待っているか気が気でないです。
どちらにしろ、ペットを飼っていなかったときに比べ、気軽に旅行へは行きづらくなることを覚悟しましょう。
4位 家の中が痛む、家財を置きづらい
4位 家の中が痛む、家財を置きづらい
ネコを飼うと、どうしても家財が痛みます。
壁紙や床に爪あとが付いたり、和室で飼うなら畳の上にマット類を敷かなければならないでしょう。
お気に入りのソファーが破れたり、家中抜け毛だらけになるのでクイックルワイパーは必須です。
インテリア類は、嚙まれたり棚から落とされたりするので気軽に置けません。
爪とぎ用段ボールかキャットタワーを設置し、爪とぎさせる場所を確保することも必須です。
今の私の住まいは2DKなので、洋室をネコ部屋、和室を私の書斎にしています。
本当は家の中全てを自由に行き来させた方がいいのかもしれませんが、個人的に畳が大好きなので、書斎とダイニングへはネコを入れないようにしています。
もし、1Kでネコを飼おうと考えているのであれば、家財の整理整頓、糞尿や抜け毛のこまめな掃除、自身の食事時の注意(ネコに人間の食事を与えない)等、寛容な気持ちを持つ覚悟が必要です。
5位 お気に入りの服でネコと遊べない
5位 お気に入りの服でネコと遊べない
友人と会うため、お気に入りの服を着て出かけました。
上品に編み込まれた約2万円の黒のセーター。
お店で一目惚れして2回払いで購入したお気に入りの服です。
帰宅後、ネコにエサを与える為、お皿にキャットフードを入れていたらネコが甘えて寄ってきました。
可愛いな~となでているとネコがセーターに鼻を近づけてきました。
その瞬間小さなセーターの糸のほつれを噛みながら引っ張られ、お気に入りのセーターが軽く破れてしましました。
それ以降、私はお気に入りの服でネコとじゃれ合うことをやめました。
また、夏などの抜け毛が増える季節になると、黒のでネコと遊ぶのは避けた方がいいでしょう。
一瞬で抜け毛により真っ白になります。
ソファーに座る際も、コロコロをしてから座ったり寝たりしましょう。
最後に
ネコは夜行性なので、夜の大運動会が開催されると思います。
ゲージに入れれば入れたで、出してくれと早朝に泣き叫ぶでしょう。
それでも、私はネコを飼いたい。絶対幸せにする。
そのような決意を持って最後まで面倒を見てあげましょう。
子猫の時は色々と大変ですが、やんちゃな時期もいずれ過ぎ去り、徐々に穏やかさを身に付けていきます。
大変な時期を乗り越えれば、ネコはあなたに癒しを与える大切なパートナーになるでしょう。